会員による神経病理学図書の刊行

武井英博 他著“Advances in Surgical Pathology: Brain Cancer”

一般病理医対象のAdvances in Surgical Pathologyシリーズの中で、脳腫瘍病理の教科書を発刊いたしました。本書では、下垂体腫瘍を除くほぼ全ての脳腫瘍を取り扱っており、病理組織のみならず、細胞診、最新の分子細胞病理、神経放射線、治療にも重点を置く構成となっています。このため、対象は、一般病理医のみならず、神経病理医、脳神経外科医、神経内科医まで含まれます。また、各チャプターは、日本、韓国の脳腫瘍の専門家に多くを担当していただき、日米韓の英知の集合体となっております。本書は、多くの写真が使われており、また、簡単な英語で書かれており、たいへん読みやすいです。

2015年6月発行
Lippincott Williams& Wilkins
ISBN: 978-1-4511-9091-5
定価 20,090円+税

 

堀 映 他著“Clinical Neuroembryology. 2nd Edition”  

2006年にSpringer社から発行された初版 ”Clinical Neuroembryology” の大きな反響にこたえた改訂第2版(2014年7月発行)は、新知見や文献の付加にとどまらず、胎芽(embryo)の画像、胎児(fetus)のMRIや超音波による画像や線維路描画なども加えられた。わかりやすい色彩模式図や、貴重な剖検例の肉眼的および組織学的図版が豊富なのは、初版の意図を引き継いだものである。広いスペクトルにわたる臨床例の集積は、新たに加わった最先端をゆく世界各国の臨床医、研究者の惜しみない協力のたまものである。解剖学、生理学などの基礎医学部門にも、発達神経病理学、神経学、遺伝学、小児科学、産婦人科学、放射線学(画像診断学)その他多方面の関連臨床科学に大きく貢献するであろう。

2014年7月発行
Springer

 

水谷俊雄著“臨床神経病理学 -基礎と臨床-”

私はほぼ10年に1冊のペースで神経病理学書を出してきましたが、本書は現役時代最後のものとして、これまでの仕事を総括したものです。

2013年11月発行
西村書店
ISBN 978-4-89013-440-3
定価 12,000円+税

 

 

中村仁志夫ら編“医療系学生のための病理学 第4版”

1993年の初版以来多くの皆様にご支援を戴いてきました本書は装いも新たに、カラー口絵や顕微鏡写真を増やし、認知症の新しい分類やiPS細胞など時代の必要事項を記載し、基本的理解を深めるためにコラムを増やして第4版を刊行しました。
2010年11月発行
講談社
ISBN 978-4-06-153696-8
定価 3,500円+税

 

中村仁志夫ら編“細胞診断学”

これまでは、臓器系ごとに縦断した形で記述されてきた細胞診の所見を、臓器系横断的に同類の病変をまとめて記載した新たな構想の細胞診断学教科書。例えば扁平上皮癌としての共通所見を押さえたうえで,臓器系により特徴的な所見を付加する形を基調としている。ベセスダシステム2001(婦人科領域で有用)の詳説も含まれている。
2009年
北海道大学出版会
ISBN 978-4-8329-8188-1

 

監訳 村山繁雄(東京都健康長寿医療センター高齢者ブレインバンク)
“エスクロール基本神経病理学”

初学者の方に、和文で優れた神経病理の基本教科書を提供する目的で、エスクロール基本神経病理学第四版を翻訳しました。次世代に神経病理の伝統をつなぎたい熱意がほとばしっている名著であり、一読をお薦めします。

2009年11月1日発行
西村書店
ISBN 978-4-89013-376-5
定価 8,500円+税

 

柳下 章(都立神経病院 神経放射線科)
林 雅晴(東京都神経科学総合研究所 神経発達・再生研究分野[臨床神経病理])共著: “症例から学ぶ神経疾患の画像と病理”   

多くの種類の神経疾患について、最新の画像所見とともに画像診断の基本となる病理所見を効率よく学ぶことができます。本文とCD-ROMから構成され、本文では画像診断がクイズ形式で提示され、CD-ROMでは追加症例画像と病理写真(マクロとミクロ)が供覧されています。

 


2008年4月1日発行
医学書院
ISBN978-4-260-00087-1
定価 8,400円(5%税込)

 

柳下 章(東京都立神経病院 神経放射線科)
新井 信隆(東京都神経科学総合研究所 神経発達・再生研究分野[臨床神経病理])共著:“難治性てんかんの画像と病理”

画像所見・病理所見の他に診断に必要な局所解剖や最近の外科的治療、治療戦略における機能MRI、PET/SPECT等についても章を設けて解説しています。また1つの章の中で[画像]と[病理]が分けてまとめられていますので読みやすくで便利な構成になっています。

 


2007年10月25日発行
秀潤社
ISBN978-4-87962-361-4
定価 6,300円(5%税込)

 

新井信隆著:“神経病理インデックス”

イラスト、カラー写真を豊富に使い、各種細胞成分の病理変化を体系的にまとめた。タウオパチー、シヌクレイノパチーなど新しい疾患分類に準拠した初心者向けのテキストで、見開き2頁に説明と写真が完結したレイアウトです。

2005年9月15日発行
医学書院
ISBN4-260-00061-6 C3047
231ページ、フルカラー 9,400円+税

 

新井公人監訳:
“アルツハイマーその生涯とアルツハイマー病発見の軌跡”  
(医師アロイス・アルツハイマーの世界で最初の伝記)

2004年10月発行
保健同人社
6,300円+税

 

 

水谷俊雄著:
“神経病理形態学.ミクロの世界へのガイドブック
Regional Neuropathology”

2003年10月発行
新興医学出版社
18,900円(税込み)

 

 

桶田理喜著:
“病理学から見たヒト脳の宿命.
神経病理学における組織構築の意義”

2003年10月発行
新興医学出版社
18,900円(税込み)